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旅の途中

水平線の もっと向こうへ

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big cloud
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僕はテレビを見ない。
新聞も読まない。
サブカルの雑誌なんて、てんで興味がない。
この世は苦しいことばかり。
この世は哀しいことばかり。
いまこの世の中で起こる事件や事故や流行の事象。
そんなことに興味はないよ。
もう、うんざりだよ。

そんなひねくれちまった僕なんかでも毎日見るものがある。
それは空だ。
「見る」というよりは「見上げる」という表現のほうがより的確なのかな。
僕がどのぐらいのいきおいで空を見上げるのかって、
そりゃぁバイクで走っていて空にみとれてよだれを垂らして対向車線にはみ出してしまうくらいなのさ。
そのあとどうなってしまおうと、僕にはそんなこと興味はないのさ。
僕はただ目の前の空の美しさを全身で感じたいだけなんだよ。
それ以外のことなんて、もうどうでもいい。
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コメント

1. 正直私もうんざりです

身の回りでなにかとうまくいかないことが多くて疲れ切っちゃいました。
芸人さんは自分を解放できるから羨ましいです。
世の中も十分うんざりすることだらけだけど、私は自分自身を解放できないことに一番うんざりしています。

2. こちら曇り空

エエ写真やね。
(ボーズが撮ったん?)

そちらは好天続きですか?

こちら昨日まで晴れやったけど、
今日は曇り。
でも曇りの日も最近好き。
曇り空の表情もなかなかオモロイ。

3. ロキさん江

写真を撮ってる瞬間は確実に開放されているという実感があります。
僕のお世話になっている写真家の方が、「写真とは「写心」である」とおっしゃっていましたが、その言葉をかみしめて日々写真を撮っています。

4. 遊さん江

ありがとう。
このブログに載せている写真は、僕が写っているものを除いてすべて僕が撮っています。
雲の表情はほんとうにいろいろあってオモロイよね。
見ていて全然飽きません。

5. ほんとでっかいな

南国の空はすごく有機的だね。見ていて動き出しそうだ。
一年ぶりにモンゴル行ってきたよ。向こうの空はやっぱり高くて広いな。
夜中に草原に寝転んで星空見てたら急に真っ黒な雲がやってきてあっという間に暗闇。雲の間に最後まで残ってた星空はなんだかとても奥行きが感じられて、地球から地球の外を眺めてる、そんな実感がわいたよ、久しぶりの感覚。

6. 職人江

この雲は、かなりでかいよ。
たぶんこの夏見た積乱雲の中ではいちばんの大きさだと思う。
まるで雲の中にラピュタが隠れてるんじゃないかって思えるぐらいに。

モンゴルの星空は、山の稜線の上に横たわる北斗七星が印象的だったな。
そういえば、職人はモンゴルの星空の撮ってたよね?
こんど見てみたいな。
こっちの星空は、オリオン座とか南十字星の存在が大きい。
星空を眺めていると、つくづく南の島に暮らしていることを実感するよ。

7. 星空を眺めて

南の島に暮らしていることを実感する…いいね。ボーズも旅人だってことの証のような気がするよ。
南十字星か。モンゴルでは昇ってくることのない、南の地平線の下にある星だな。
星の写真、今回は撮らなかったけど昔はあちこちでたくさん撮ってた。探してみるか。
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