島を離れるともだちを港に見送りに行った。
午前3時半に起きた。
船の中で食べてもらおうと思って、ポークたまごのおにぎりをつくった。
雨の降りしきる中をバイクで走って、港へ向かった。
いきなり行ってびっくりさせてやろうと思っていたら、
ともだちはほんとうにびっくりしていた。
今まで何度も島を離れるともだちを見送ってきたのだけれど、
眼を赤くして泣かれたのは初めてだった。
僕はいつまで、ともだちを見送り続けるのだろうか。
いつかは僕も見送られ、島を離れる日がくるのだろうか。
岸壁を離れ次第にちいさくなってゆく船にシャッターをきりながら、
ふとそんなことを考えていた。
コメント
1. 無題
今のところは、当分そちらの予定なのかな?
知り合いのお父さんも、単身そちらに住み始めたそうです。
きっと、のどかでいいところなんでしょうね。
沖縄は、8回くらい行きましたが、
まだ離島は、何処も行ったことがありません。
一度行ってみたいです。
2. kuraraさん江
ちいさな田舎の島ですが、日々発見があります。
沖縄本島とは違う魅力のある島だと思います。
ぜひお越しください。