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旅の途中

水平線の もっと向こうへ

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三度目の正直
この頃ブログの更新が以前に比べて頻繁になっているのだが、記事は携帯電話から更新しているのでネットに関わる時間は激減している。

パソコンに向かわなけば、自由に使える時間はけっこう多い。

昨日は西田敏行主演の「植村直巳物語」のDVDを観た。
鑑賞後の感動の余韻に浸りながら寝ようと思って布団をしいたら、枕元にハブが出てきた。

一度目は失敗した。
そのあたりにいるのはわかっているので、おちおち眠ってなどいられない。
植村直巳著の「北極点グリーンランド単独行」を読みながら待機する。
白クマと格闘するくだりで、「やっぱり野生動物は出会い頭に一撃でやらなあかんなぁ」などとひとりごちてみる。

二度目も失敗。
いい加減眠いんだが、「奴を殺らなきゃ、俺が殺られる」などと菅原文太や高倉健のヤクザ映画のスクリーンの中に自らを投影した心境になる。

三度目。
姿を現したところを叩き落とし、すかさず背骨を折ってとどめに頭を叩き潰す。
もうすっかり気分は、忠臣蔵の赤穂浪士。
「これにて一件落着」と大岡越前のように振る舞いながら、ようやく床についた。
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