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旅の途中

水平線の もっと向こうへ

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沖縄ブーム 3
「沖縄ブーム」をGoogleで検索した。
現在のところ以前gooブログで著した「スローライフ、沖縄ブーム」のカテゴリーが、リクルート、読売新聞、オリコンのプロパガンダと八重山毎日新聞、沖縄タイムスの論説に挟まれた所に位置している。
一個人の発信するブログとしては、それなりに健闘しているといったところだろうか。

当初はリアルタイムでスローライフや沖縄ブームの動向を探り、独自の理論を展開することを考えていた。
しかし、現状ではそれらに対する興味はほとんど失ってしまったというのが本音だ。

沖縄移住をテーマにした雑誌やテレビに登場している人物に近づき、紙面や画面に現れるものと実像の違いに迫ろうとした時期があったのだが、志半ばで頓挫した。

多くの場合それらはつくりあげられた虚像であり、その裏には深い影が潜んでいると感じたからだ。

実際に自らがマスメディアのオファーを受ける事も度々あったのだが、
興味がなかった。

戦後の日本社会の現象をスローライフや沖縄ブームに絡めながら自論を展開したのだが、実のところそれと同時に近未来も予測していた。
現在のスローライフ及び沖縄ブームの概念の疲労困憊と衰退の風潮には目を見張るものがあるがそれらはかつて予測した範囲内にすぎないというのが本音だ。

「沖縄ブームが落ちついたのは観光の主眼が他の地域に移ったからで、いつかまた盛り返すだろう」だとか、「サブプライムローンの影響によるものだ」という意見もあるようだが、百歩譲ってそれらを正論であると仮定した場合、両者の間には矛盾が生じはしないだろうか。
いずれの意見にも表層をなぞっただけの稚拙さを感じずにはいられない。本質はもっともっと深いところで脈打っているのだ。

ただひとつ言えるならば、ともすれば過去記事は忘れられゆく傾向の強いブログというツールを用いて、長年の風雪に耐え強大なる資本に拮抗しうる理論を構築できたという事だろう。
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