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旅の途中

水平線の もっと向こうへ

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ああ、写真を撮りたいなぁ
OM-1
サイドバーのリンクのところに、FlickrのDaily Zeitgeistを張ってみた。写真のサムネイルが次々と拡大されるのを眺めているだけでも、けっこう楽しい。これはこれで、立派にひとつの作品になっていると思う。
写真は10年ぐらい前から撮り続けているのだが、撮っている瞬間がいちばん楽しいので、撮るばっかりであまり整理していなかった。Flickrをはじめたのを機にネガも含めて一気にデジタル化してみようと思う。保存していたネガが石垣島の強烈な湿度にやられて乳剤が溶けて固まってしまったような状態なんだけど、スキャナーで取り込んで綺麗にすることができるだろうか。最近のスキャナーはゴミや傷を除去できるような機能がついているみたいなので、なんとかなるかもしれない。

このまえオリンパスのOM-1のボディと純正レンズのZUIKO28mm、50mm、135mmを手に入れたんだけど、防湿ケースにいれたままで全然使っていない。ああもったいない。
OM-1のボディはこれで、3代目になる。過酷な使い方をして引退したボディは傷のひとつひとつにも旅の思い出が刻まれているので捨てずにしまってある。

OM-1以外の一眼レフはキャノンのEOSしか使ったことがないんだけど、OM-1には「身体の一部」という感情を抱くのに対してEOSは「便利な機械」というふうにしか思わなかったのが対象的だなあと思う。
EOSは便利は便利なんだけど、沙漠の砂嵐の中で撮ったときは、ズームにすると砂をギリギリと噛んだり、気温が低いのに影響されて電池の消耗が早かったりといろいろ大変だった。過酷な環境の中では機械式シャッターがいちばん頼れるということを痛感した。TTL測光をまったく使わずにシャッタースピードと絞りは勘にまかせているので失敗することもよくあるのだけど、プリントを受け取る瞬間のドキドキ感がたまらなく好きだ。あの感覚はフルオートのカメラではけっして味わえないものだ。

ちなみにいままでブログの記事にアップしている記事の写真のほとんどは、リコーのCaplio GXで撮った。500万画素クラスのコンパクトデジカメが出始めのころで、買う時にソニーのDSC-W1とどちらにしようか迷ったんだけど、広角が28mmでマクロ1センチまで狙えるCaplio GXに決めた。

カメラのことをつらつらと書いていたら、なんだか猛烈に写真を撮りたくなってきた。
よい傾向だ。どこかに旅に出てみようかな。




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コメント

1. なるほど・・・

どうして芸人さんの画像はいつでもこんなにくっきりはっきり、上手に撮れているのだろうと、前々から疑問に思っていたのですよ。
自分のデジカメで撮ってみても、うまくピントが合ってないし、発色もよくないし、何が違うんだろうと。
写真に対するこだわりが違うんだということがようやくわかりました・・・。

ただそこにある風景を切り取っただけなのに、惹きつけられるものがあります。写真って奥が深いですね。

2. ロキさん江

いやいやー。
ブログやFlickrに載せている写真は何百何千回とシャッターをきった中の、ほんの一部ですよ。
それ以外は、人にはお見せできない失敗作です。
写真を撮りはじめた頃は、露出がでたらめでフィルム全部が「まっくろ」だったり「まっしろ」だったり、
露出がよくても、ピントが合ってなかったりすることがよくありました。
技術的なコトを話し出すと、キリがないんですけどね。
未だ修行中の身です。

失敗してももうその瞬間は帰ってこないので、
その瞬間の気持ちを写真に封じ込めたいと思いながら撮っています。
ちなみに、この記事のOM-1の写真は絞り開放でシャッターは一秒開いてたはずです。
光源がロウソク一本だったものですから。。

3. ふむふむ

いただいたコメントを読んでいると、写真ド素人の私にですら写真を撮ることの楽しさが伝わってきてうれしくなりました。
これからもいい写真たくさん撮ってくださいね、楽しみにしています。

4. ロキさん江

ありがとうございます。
とっても励みになります(泣

このごろ写真を撮りたい気持ちがいい感じで昂ぶってきています。またぜひご覧になってくださいね。


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