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旅の途中

水平線の もっと向こうへ

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記憶の断片
豊年祭の踊り
去年の8月に撮った豊年祭の踊り。
ハードディスクの中に埋もれかけていたのをFlickrにアップしてみた。
自分が今まで撮ってきた写真を眺めていると、自分が何を求めているのかが写真という形になって具現化してきていることを感じる。
「じゃあ、求めているものって、なに?」なんてつっこまれたとしても、たぶん上手く説明できないんだろうけどね。饒舌な口よりも物言わぬ写真のほうが、時として雄弁なこともあるっていう考え方は自己弁護の言い訳に過ぎないのかな。

このごろ石垣を離れてどこかに行こうかと考えはじめている。もともと石垣に骨を埋めるつもりはなかったけれど、停泊というにはこの島で過ごした2年半という時間はあまりに長いような気がする。
日常の徒然を写真として切り取っているつもりでも、やがて時が経てばかつて暮らしていた亜熱帯に浮かぶ島の記憶の断片となり、懐かしい想い出として昇華されるのだろうか。写真を幾度も見返して「そういえば、こんなこともあったなあ」とノスタルジックな感傷にひたる。そんな瞬間が、いつか訪れるのだろうか。

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