"日日従然"カテゴリーの記事一覧
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アマゾンでレコードプレーヤーを買いました。
家の場所が場所だけに、宅配便が届くまでナンギやりましたけど、一度届けてもらえば次からはナンギやらんくてすむみたいです。
以前愛用していたプレーヤーは一昨年の台風13号で昇天しまして、それからレコードを持っていても聴くことができない状態が続いていました。
じつは、外付けHDに納めてあるドキュメントファイルのバックアップをしようとバックアップ専用の外付けHDの購入を検討していたんですね。ネガの中で作品にできそうなものはTIFFでスキャンしているので、35mmフィルム1コマあたり180MBというけっこうな容量になってしまいますし。
外付けHDは早晩手に入れるでしょう。500GBぐらいでもかなり安くなってきていますし、なにしろそれらの写真は僕にとっては宝物ですから。
以前住んでいた家の真上で雷が炸裂したのですが、そのときにパソコンのマザーボードとDVDドライブがいかれました。ネットで買ったBTOパソコンで、加入していた延長保証の期間が2週間ほど残っていましたので助かりました。マザーボードは新品、DVDドライブは製造中止になっていたのでスーパーマルチドライブになって島に帰ってきました。
なのでDVDにバックアップすることもできるのですが、空気中に塩分と湿度が十二分に含まれている島の環境ではDVDに大切なファイルをバックアップするのは適当ではないです。
国内メーカーのDVD-Rでも上記の自然環境の影響により、データーを読み取る事ができなくなってしまうのです。音楽CDはかなりやられています。持っているCDが聴けないのでわざわざレンタルしてiTunesに入れ直すという手間のかかる事をしています。
レコード上等です。
カビが生えても、拭けばなんとかなります。針にホコリがたまれば、カメラ用のブロアーで吹き飛ばせばよいのです。
もう、たまりません。
ブルーノ・ワルター指揮のベートーヴェンの「運命」を聴きながらこの記事を書いているのですが、完全に自分の人生を重ね合わせてながら聴いています。
時代や国境を超える普遍性を持っている名演奏は、何度聴いても飽きる事がありません。
いやー。音楽って、ほんとうに素晴らしいものですね。PR -
ディスプレイの調子が芳しくない。
パソコンを起動しても、画面が点灯しない。しばらくの間暖気させて四半時ほど経過したのち、ようやく蜃気楼のようなXPの青いスタート画面が立ち現れるという塩梅だ。
梅雨のこの季節にはよく見られる現象ではあるが、観測史上3番目に遅い梅雨入りした今年は例年に比べて顕著にあらわれる。
岐阜県揖斐群徳山村立徳山中学校3のAの乾湿計の表示は100%。室温30℃のサウナの中で暮らしていると考えて差し支えないだろう。
オレが暮らす家は自然の生態系が循環している原野の中に位置していて、夕暮れどきにはそこらに蚊ばしらが立ち現れる。
手探りでパスワードを入力しXPを起動しても、USBが認識されず外付けHDに納めてあるドキュメントファイルを開くことができない。
背面のファンにはヤモリが侵入して熱暴走するのを防ぐために、台所の三角コーナーに使うネットを張りつけてあるのだが、パソコン内部にはしっかりと黒い忘れ形見が遺されている。確実にヤツらのほうが一枚上手だな。
パソコンをネットに繋げていないのでコンピューターウイルスの脅威にさらされる心配はなくなったが、新たな脅威に対峙するアルゴリズムを構築する必要性を感じている。 -
頭の上に何がある。
そう、雷だ。
おまえ、雷のこと大好きだろ。
チュウしたいって思ってるだろ。
できたらチュウだけじゃなくて、
もっといろんなことしてみたいって思ってるだろ。
落ち着け。
まあ、落ち着け。
目の前に何がある。
そう、おまえがこの前殺したハブの血痕だ。
ちゃんと掃除しとけよ。時間たつと取れにくくなるからな。
あと、パソコンのコンセント抜いとけ。
おまえのパソコン、前に住んでた家の真上で雷炸裂してマザーボードいかれただろ。
な。
あん時の電気の匂い、まだ忘れてないだろ。
え?
あの匂いに感じるだって?
このフェチ野郎!
落ち着け。
まあ、落ち着け。
■ネ申 炒飯15のおいしいチャーハンの作り方 -
ちょっとマスメディアの事を悪く書きすぎていたので、反省がてら僕が出演しているラジオを宣伝したいと思います。
番組名:音の風景
「神戸のホーミー」の中の人が僕です。
この番組は神戸に住んでいた頃に収録したもので、かれこれ8年ぐらいの間くりかえし放送されているみたいです。
石垣島で聴いていると、なんだか不思議な気持ちになります。 -
この頃ブログの更新が以前に比べて頻繁になっているのだが、記事は携帯電話から更新しているのでネットに関わる時間は激減している。
パソコンに向かわなけば、自由に使える時間はけっこう多い。
昨日は西田敏行主演の「植村直巳物語」のDVDを観た。
鑑賞後の感動の余韻に浸りながら寝ようと思って布団をしいたら、枕元にハブが出てきた。
一度目は失敗した。
そのあたりにいるのはわかっているので、おちおち眠ってなどいられない。
植村直巳著の「北極点グリーンランド単独行」を読みながら待機する。
白クマと格闘するくだりで、「やっぱり野生動物は出会い頭に一撃でやらなあかんなぁ」などとひとりごちてみる。
二度目も失敗。
いい加減眠いんだが、「奴を殺らなきゃ、俺が殺られる」などと菅原文太や高倉健のヤクザ映画のスクリーンの中に自らを投影した心境になる。
三度目。
姿を現したところを叩き落とし、すかさず背骨を折ってとどめに頭を叩き潰す。
もうすっかり気分は、忠臣蔵の赤穂浪士。
「これにて一件落着」と大岡越前のように振る舞いながら、ようやく床についた。 -
ハブが来た。
月を見ようと2階のロフトに上がったら、
オレのお気に入りのMA-1(中1から着てます。けっこう物持ちいいです)に絡まってうねうねしていた。
引っ越しした家は距離的には市街地に近いんだがほとんど原野の中にあるで、野生の動植物には事欠かない。
野菜は自給自足どころか、ひとりでは食いきれないので友達にあげたりしてるが、それでも間に合わないという贅沢な悩みを抱えている状況だ。
冷蔵庫には、野菜はひとつも入っていない。
買う必要がないからだ。
ここに住み続ける限りは、その様な状況が続くに違いない。
もちろん、ハブも含めて。 -
僕は実際の年齢よりも下に見られる事が多い。
具体的にいうと五つぐらい年下の年齢の人間にもタメグチをきかれることが、ままある。
これは僕なりの処世術というか、
強い権力と戦うための基本的な姿勢が日常に現れたものだと考えている。
上から見下ろす視点と下から見上げる視点は、
当然の事ながらその視点を異にする。
筑紫哲也が阪神淡路大震災発生当日に神戸上空から行った
「神戸がまるで温泉街のようです」
という名物リポートは、
上から下を見下ろす視点を端的に表した良質な例である。
氏には逸見政孝よりも鳥越俊太郎よりも、
もっと深い苦しみや痛みが与えるられるべきだろう。
そうすればあの震災によって瞬時に立ち現れた温泉街の、
阿鼻叫喚の血の池で家族の名前を叫びながら茹だっていった無告の民の真実に、
より即したリポートが出来るに違いない。
以前が僕が馬頭琴を肌身はなさず携帯している様を、
「まるで武士が真剣を帯剣しているようだ」
と比喩したした人がいたが、
一時期の僕の馬頭琴の携帯率は、携帯電話の携帯率よりも高かった。
ただ僕の中での馬頭琴のカテゴライズは、
真剣というよりも、むしろ居合いの剣だ。
居合いの剣は、いつ何時でも即座に抜けなければならない。
そのためには、常に自らに気を充溢しておく必要がある。
ただし強い権力と相対する瞬間には務めて平然と振る舞う。
この場合、毅然とした態度で立ち向かうのもひとつのやり方ではあるが、
僕の場合は心持ち一段下に構える。
そうして相手にそこに弱みがあると思い込ませ、
相手の剣の本質を見切る。
強みと弱みは、紙一重なのだ。
ハタチ前後のさすらいの日々の道中の人に、こう云われた。
「同じ年代で、同じレベルで真剣に話しのできる人はいる?」
「君の精神的な実年齢は、30歳を越えているね」
前者は、とある革新的なフリースクールの教師。
後者は、とある有名な医師。
肉体的な実年齢が30歳を越えてしまった現在。
自分がもういったい何歳なのかわからなくなってしまったというのが、
僕の密やかな悩みといえば悩みだ。 -
昨日はFM放送をブログのネタにしたこともあり、しばらくの間FMをかけながら微睡んでいた。
神戸に住んでいたころは受信できる放送局が多く、
お気に入りの番組を楽しみながら酒を呑むのが、ささやかな楽しみだった。
そんな事をふと思い出していたら、
聴いていた番組のゲストミュージシャンが、
こんなことをのたまい始めた。
「CDというフォーマットは、もう古いもの。
今後は楽曲をネットで配信してアルバムをつくらないと公言しているアーティストもいる。
一年に一枚アルバムをつてアナログ盤を発売するのが理想だけど、時代のニーズに適応性がない」
一字一句の正確さはないけれど、まあ大意はそんなようなものだった。
どうやら時代は、日進月歩の進化だか退化だかに余念がなく、
石垣島の山猿になってしまった僕にとっては、
そんなお話は、もはや四次元の世界。
閑話休題。
ついさきほどまで引っ越しの荷物を紐解いていたのだが、
そのなかに星新一の「ボッコちゃん」の文庫本があって懐かしい気持ちになった。
星新一を読み始めたのは中学生だったから、かれこれ二十年の付き合いになるだろうか。
文庫の付記に眼が留まる。
「私は各作品のみならず、短編集にもそれぞれ愛着を持っているのです。
その一方、この「ボッコちゃん」の作品配列も崩したくないという、複雑な心境です」
某ミュージシャンよりも星新一のほうが、自らの作品を愛しているように思えた。
曲紹介の後に流れ出した某ミュージシャンの曲はイントロだけ聞いて、
すぐに消してしまった。
いかにもこの時代を象徴するような、
メロもサビもソロもイントロだけで見切れてしまうライトな楽曲の構成。
僕には最後までハラハラさせながら
劇的な展開で終わりを迎える星新一の作品のほうが、
性に合っている。 -
今日の昼食は芸人風味のパスタで、
食後のドリンクは、自家製のレモングラスでした。
沖縄県産の生三枚肉(豚バラ肉)を岩塩とハーブで漬けたものにパパイヤを載せ
(パパイヤには、肉を柔らかくする分解酵素が含まれています)
一週間寝かせたのちに、囲炉裏で流木と月桃(よい香りがします)で一昼夜燻しました。
ベーコンを焦がさない程度にじっくり弱火で炒めながら、
摘みたてのバジリコの香りをオリーブオイルに移し、
ソーミンもとい、スパゲッティーニに茹で湯を少し足して乳化させたオイルソースをチャンプルーしまして、
ハイ召し上がれです。
ちなみに今日の夕食は、八重山風味のウルトラQじゃない、バーベキューです。
「あのよー、呑むからよー、カブ号は置いて泊まってけなー」
というお達しがありました。
アイアイサー!
間違いは致しませぬよ。
なにせわたくしは程なくしてゴールドカードを獲得する身ゆえ。
酔っ払って赤信号の交差点に、
マタドールに噛みつくが如く突っ込んで行った若気の至りなぞ、
過ぎ去りし二十世紀の、
遠い遠い、光芒。 -
昨日の八重山毎日新聞の一面は、
石垣島北部に光通信網が開通したという記事だった。
安直に「げにめでたし」と言うわけにはいかないけれど、
とりあえずはおめでとうございます。
光と影の因果関係については、長くなりそうなので、
また別の機会に論じてみようと思う。
石垣島北部から、少しだけ市街地に近い所に引っ越しをした。